山形交通 ハフ2

昭和50年代前半に、管理人の自宅の近所に保管されていた客車です。この当時は、

塗装にやや痛みがありますが、しっかりした状態でした。その後、大井川鉄道の新金谷

側線に搬入されたものの、そのまま朽ち果てた姿となってしまいました。現在は博物館

入りしているSL「いづも」号に牽かせれば、お似合いだったのにと残念です。現在も新

金谷側線に残っているのかは不明です。なお、同型のハフ1は、西武鉄道で美しい原

型に復元されて保存されていましたが、現在は解体されてしまっているようです。(西武

でハフ1に連結されて保存されていた2軸客車の下回りを、ハフ2のものとする発表が見

られますが、これは上武鉄道で使われていた、もと川越鉄道の客車のものではないか

と思います。) この客車は、もともと二.三等合造車(ロハ)で、車内写真を見ると天井

に仕切の跡が残っています。

 

 

 

 

 


 

大井川鉄道新金谷側線に移ってからの姿です。客室部の屋根が崩れ落ちてしまって

います。1990年8月の撮影です。

 

 

 


竣工図


山形交通の切符


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