水島臨海鉄道 (昭和52年)

 

 

<1回目の訪問>

 

この私鉄には、昭和52年夏に初めて訪問しました。乗り場は、国鉄倉敷駅から少し

離れていていましたが、現在は乗り換えは改善されているようです。倉敷駅ホーム

側線には、茶色の17m級国電が2両ほど留置されていましたが、客車として使用

する目的だったのかどうか、結局使われることはありませんでした。ホームで列車を

待っていると、キハ320+キハ321の重連がやってきました。これを撮影しておかな

かったのが残念です。この列車の折り返し水島行きに乗車しました。


キハ320

戦後製キハ07(キハ42600)の払下車で、状態も非常によく、美しい姿でした。無線アン

テナ取付け以外は、ほぼ原型といっていいと思います。

 


夕張鉄道からやってきた、DTD編成

水島では、夕張時代そのままの感じで使用されていました。その後、編成ごと岡山臨港鉄道に

譲渡されましたが、中間の客車(ナハ)は使用されず、前後の気動車のみが一両づつ単独で

運行されていました。


<2回目の訪問>

2回目に訪れたのは、昭和54年8月です。目当てはキハ320でしたが、窓下両脇に前照灯が追加

されて原型が崩れてしまい、ちょっと残念でした。この頃にはキハ17払下車も何両か入線していた

と思いますが、「キハ17など当たり前」(?)などと思っていて見向きもしませんでした。今から考えると

残念なことをしたものです。撮影場所を探してロケハンしているうちに列車のやってくる時間となって

なり、背景がスクラップ置き場となってしまいました。

 

キハ320および、このページで紹介していないキハ321については、「キハ42000私鉄払下車

のページをご参照下さい。


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