紀州鉄道 昭和56年8月
訪問時には、大分交通からやってきた液体式気動車が活躍していましたが、動かないとは
いえ、機械式の車両もまだ残っていました。
キハ40801
もともとは芸備線の前身である芸備鉄道の気動車でした。国鉄に買収された後、紀州鉄道に
払下げられてきました。既に廃車のようで、窓ガラスが割られるのを防止するために、窓に
ベニア板が打ち付けられていました。
キハ16
もとは国鉄のキハ41000ですが、江若鉄道に払下げられた後、当鉄道に譲渡されて
きました。払下げの時期が早かったためか、原型をよく留めていました。
キハ103
新宮鉄道から国鉄に買収された後、払下げられた車両です。車体は、ホームの待合室として
利用されていました。旧社名である「御坊臨港鉄道」の標記が残っていました。
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